2012年07月04日

masta.Gのレコーディング・ディレクター物語(1)五番街のマリーへ


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(1)五番街のマリーへ

22歳の頃、東京の大手レコード会社のディレクターとして契約した。出社第一日目、着なれないスーツに身を包み、一番スミのデスクに座るやいなや、上司が云う。

『ペドロ&カプリシャスのLPを出すんだけど、2〜3曲、カラオケを作ってくれ。明日、うちのスタジオ空いてるから、エンジニアとミュージシャン押さえて。それと作曲者に連絡を取って。君、楽譜書けるのか?芸大で音楽を勉強してたんだよネ!』

ハイ。

『じゃ、楽譜も用意しておいて下さい。明日、スタジオ頼んだよ!』

…てな具合で、”五番街のマリーへ”、”ジョニーへの伝言”とりあえず2曲。すぐに電話。エンジニアを押さえ、作曲者に連絡。スタジオ・ミュージシャン事務所に連絡。内容を伝えてミーティング。歌メロをフルートで薄く入れることにする。それは、ペドロ&カプリシャスのリーダーに吹いてもらうことにする。

この出社初日の夜、僕は会社でひとり、ギターを借りて歌メロを事細かく楽譜にした。レコードをかけ、歌い回し、グルーヴ感を楽譜に書き写す。出来上がったときには、もう朝になっていた。

(つづく)

…♂…
posted by masta.G at 02:40| 大阪 ☁| Comment(0) | ディレクター物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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